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河音能平 著
A5判上製 300ページ
5,250円(税込)
2011年2月刊
ISBN978-4-89259-634-6
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創造的マルクス主義史学・思想史の開拓者、河音能平の著作集全5巻。
解説 吉井敏幸(天理大学教授)
丹波国田能庄の百姓とその「縁共」について−中世前期村落における小百姓の存在形態
中世村落における縁と無縁
蔵人所の全国鋳物師支配の成立過程−本供御人・廻船鋳物師と土鋳物師−
鎌倉前期河内鋳物師の一風貌
畿内在地領主の長者職について
中世前期北摂武士団の動向/淀川にまたがった北摂国人一揆−摂州芥河氏と河州岡氏
鎌倉時代の摂津国渡辺津/中世渡辺津の形成過程−平安時代の難波
十六・七世紀四天王寺舞楽の絵画資料
四天王寺雅亮会の成立
平安遷都と交通体系の変化 院政期における渡辺党の活動 源平騒乱と鎌倉幕府の成立 中世前期の荘園と公領 津と市/律令体制の変質と摂関期の大阪 武士の勃興 院政期の荘園と公領 摂河泉の荘園と公領 東大寺領水無瀬庄の成立
畿内総論
高槻における中世荘園村落−高槻における中世の前期12・13 世紀の中世荘園村落のあり方について
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