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吉田浤一著
A5判 511ページ
8 ,400円（税込）
2012年4月刊
ISBN978-4-89259-672-8
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専制という政治形態が個人の自律性や社会の共同性を奪うという視点から、中国古代社会の家族や思想の特質を考察した著者年来の研究の集大成。
はじめに
第一編 中国専制国家研究の現代的意義
第一章 現代中国認識と中国史研究の視角
第二章 中国前近代史理解のための一視点
第三章 中国専制国家論序説
第四章 古代中国における家族主義的社会・国家観の回顧
第五章 帝国の残像
第二編 家族
第六章 中国家父長制論批判序説
第七章 人間類型と経営類型
第八章 承継
第九章 贅壻
付論一 水滸小論
第三編 思想
第一〇章 孔子の仁
第一一章 孟子の仁と忍
第一二章 韓非の勢
付論二 東アジアにおける現代化と儒教の再評価
おわりに
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