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幸泉哲紀 著
46判並製 201ページ
定価:1500円+税
ISBN
978-4-89259-970-5
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人類が直面する諸問題に対処していくためには、より適切で統合された科学分野を開発・展開することが必要である。生態学・経済学・倫理学という三学問分野を統合した「統合生計学」を提唱し、地球村再生を目指す。
プロローグ
第一部 変化する経済人のイメージ
1.人間を学ぶ学問としての経済学
2.伝統的日本宗教と経済人の概念
3.芸術における東洋の理想と東洋における経済人の技法
第二部 社会経済発展に関する進化論的考察
4.経済学における古典派テーマの復活
5.相互依存の世界における発展
6.アフリカ型発展モデルを求めて
第三部 統合生計学の構築による持続的発展への取り組み
7.日本人の創造性と持続的発展
8.自然、精神性、環境倫理:東洋と西洋の出会い
9.生態学・経済学・倫理学:三学を繋ぐ輪の修復
エピローグ
注
参考文献
あとがき
                                              
著者紹介:幸泉哲紀(こいずみ てつのり)
オハイオ州立大学経済学部助教授、龍谷大学国際文化学部教授を経て、現在、The International Institute for Integrative Studies 代表。主な著書としては、Interdependence and Change in the Global System(1993), Reinventing the Wheel of the Dhamma: Buddhism, Modern Science and the Path towards Individual and Societal Transformation(2014), 『国際文化学序説』(共著、2004)、『グローバル世紀への挑戦』(共著、2010)などがある。
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