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      長谷川恵洋 著 
      A5判並製 237ページ 
        価格:本体1900円+税 
ISBN978-4-89259-726-8 
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       世界に向かって発信できる確かな英語力を身につけるためには、英語の構造理解が欠かせない。独語・仏語・日本語との比較により、その文法構造と音声構造を明らかにし、英語とはどのような言語か、いかに学ぶべきかを考える。 
       
      はじめに 
        第1部  英語の文法構造について 
        <第1章> 英語史と英文法 --- 英語の歴史を知れば英語が見えてくる 
        (I)英語の歴史について 
        (II)印欧比較言語学と英語  
        (III)英語の述語動詞は be 動詞の存在によってその姿が見えている 
        (IV)3人称・単数・現在のsについて 
      (V)五文型から見えてくるもの 
      <第2章> 人称代名詞と統語構造について 
        (I)英語は一つの名詞を思い浮かべた瞬間に統語構造全体が動き始める 
        (II)英会話は人称代名詞のキャッチボールである 
        (III)まとめ  
        <第3章> 英語は仮定法を過去形で表す  
        (I)英語仮定法過去に見られる二項対立構造  
        (II)独語接続法と英語仮定法について 
        (III)仏語条件法と英語仮定法について 
        第2部  英語の音声構造について 
        <第1章> 英語音声構造における の役割  
        (I) が英語の母音体系の鍵を握っている 
        (II) は一般音声学が定める母音の分類基準には適合しない 
        (III) と周辺域母音との拮抗作用 
        (IV) は英語においてCVを形成する 
        (V) と縮約と文法構造 
        (VI) とは間(ま)である 
        (VII)縮約部を安定させるために形成されるCV 
      (VIII)英語のリズムと の関係をどう説明するか(まとめに代えて) 
      <第2章> 英語の音素と音節とリズムについて --- 
         英語のヒアリングは何処に注意すれば良いのか 
        (I)英語を正しく聞き取るためには音素概念の認識が必須である  
        (II)英語は1つ1つの音節を聞き、日本語は音節の組み合わせを聞く 
        (III)英語のヒアリングの要(かなめ)は強弱リズムがである  
      (IV)まとめ 
      <第3章> 仏語、英語、日本語の音節とリズムについて 
        (I)日本語と英語のリズムの比較 
        (II)仏語の音節とリズム 
        (III)リズム段落 
        (IV)リエゾン、アンシェヌマン、エリズィヨンと仏語の音節・リズムとの関係 
        (V)英米人による仏語の発音 
        (VI)英語の縮約形と音節パターンCV 
        (VII)英語の音節はアナログ、仏語の音節はデジタル 
        (VIII)英語と仏語の  
      (IX)まとめ --- CVと音節拍リズム 
      <第4章> 米音と英音の違い 
        (I)英和辞典における英音と米音の扱いの変遷  
        (II)歴史的に見た英音と米音  
        (III)日本語の母音と英語の母音を同一座標にのせる 
        (IV)英音で弁別するが米音では弁別しない音素と、米音で弁別するが英音では弁別しない音素  
        (V)英音と米音の対応  
        (VI)米音における r-coloring  
        (VII)すべての後舌底(開)母音を で発音するアメリカ人 
      (VIII)第4章のまとめ 
      あとがき 
       
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