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経済・環境・スポーツの正義を考える

 
 

経済・環境・スポーツの正義を考える

尼寺義弘・牧野広義・藤井政則 編著

A5判上製 327ページ
定価:本体3500円+税
ISBN978-4-89259-727-5

 

J.ロールズの『正義論』以来、経済・環境の問題においてもスポーツの分野においても「正義」が問われ続けている。本書ではドイツの第一線で活躍する研究者を交え、マルクスやヘーゲルの正義論にも立ち返り、経済格差、原発問題など今日的課題を考察する。

まえがき
第1部 経済の正義を考える(尼寺義弘)
 第1章 マルクスの剰余価値論と正義論
 第2章 ヘーゲル政治経済学序説
 第3章 ヘーゲルの「理性の狡知」論―労働手段の究明によせて―
 第4章 ヘーゲルにおける富と貧困の対立と社会的な調整機能―ポリツァイ論の分析―
 第5章 ヘーゲルのコルポラツィオーン論
第2部 環境の正義を考える(牧野広義)
 第1章 環境的正義とは何か
 第2章 原発と環境的正義
 第3章 「原子力の平和利用」と科学者の社会的責任
第3部 スポーツの正義を考える(藤井政則)
 第1章 スポーツ思想の底流
 第2章 スポーツにおける「身体知」の行方
 第3章 スポーツの正義を考える
第4部 人権と自由の弁証法
 第1章 人権と「グローバルな法」(ゲオルク・ローマン)
 第2章 ヘーゲルの自由概念(ヴァルター・イェシュケ)
 第3章 ヘーゲルにおける「人倫」と「憲法体制」(エリザベート・ヴァイサー=ローマン)
 第4章 理性の狡知(ヴァルター・イェシュケ)
 第5章 マルクスとヘーゲルの弁証法(アンドレアス・アルント)
 第6章 ヘルムート・プレスナーの人間学とスポーツ哲学(フォルカー・シュールマン)
あとがき