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唯物論と現代 No.60 近現代日本と思想の課題

 
 
唯物論と現代60

関西唯物論研究会 編

A5判 207ページ
定価:本体2000円+税
ISBN978-4-89259-852-4 C3010

 

 

特集1 「明治150年」と日本国憲法
戦争を受けいれる社会はどのように創られたのか(原田敬一)
「明治150年」と日本資本主義の形成(石川康宏)

特集2 大学問題を考える
政府主導の「大学改革」の帰結
――大学の自治・学問の自由の破壊――(鯵坂 真)
「大学界」改革を目ざす実践の現場から(細川 孝)

特集3 マルクス生誕200年
ソ連崩壊後におけるマルクスのエコロジーの「再発見」(斎藤幸平)
マルクスの哲学思想をめぐって(牧野広義)
「カール・マルクス生誕200年」についてのドイツでの新聞報道(上田 浩)

論 文
中世仏教における戦闘殺傷肯定の論理(亀山純生)
老荘の論理で顕わすウパニシャッド ――西田幾多郎の思想――(伊藤 敬)
大逆事件と現代を考える(上山 慧)
段階論における典型国と世界システム論におけるヘゲモニー(村上允俊)
感情教育の前提(小野隆信)

評 論
「国家」をめぐる奇妙な言説
  ――坂本多加雄『国家学のすすめ』を読む――(長澤高明)

追 悼
田中正さんの逝去を悼んで(菅野礼司)
角田修一さんの死を悼む(平野喜一郎)

書 評
百木 漠著『アーレントのマルクス――労働と全体主義』(牧野広義)

紹 介
鯵坂 真編『辰巳経世著作集』(木津力松)

 

 

   
   

『唯物論と現代』は、1987年9月6日に結成された「関西唯物論研究会」の機関誌です。