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黒川壽満男 著
A5判並製 233ページ
定価:1500円+税
ISBN978-4-89259-909-5
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土佐の山村で生まれ育った著者が人生を振り返り綴った自伝。安保闘争、4.1スト、大阪羽曳野市の津田革新市政を支えた5期20年の議員生活のほか、カシガル、メキシコ、韓国など興味深い国内外の旅行記も収録。
I 我が半生の記
1 丸の内高校から高知大学の頃
朝倉に下宿して丸の内高校に通学
朝倉の肥沃な土地と、生まれ育った池川の貧しさに疑問
「マルクスとは何ぞや」にひかれた「社研」の活動
高知大学で山岳部に入部
安保闘争 ―学生自治会議長、執行委員長に
2 子どもの頃の思い出
母と母の実家を訪ねるとき
祖父の語った恐ろしい話
突然現れた「父」
魚釣りを教えてくれた母
猫の「シマ」
小学校卒業前の悪夢の一週間
中学生の頃
3 駒ヶ谷小学校に勤めた頃
駒ヶ谷小学校に就職
恵まれた先輩教師たち
四・一七スト
治子との結婚
教職員組合の運動と三つの置き土産
4 教員を退職、共産党の専従活動へ、そして議員活動
共産党の専従活動って大変
羽曳野市長選挙 ―津田革新市長の誕生
津田市政を支える与党共産党議員を増やせ ―議員活動のはじまり
エスカレートする「解放同盟」の暴力的攻撃
河南地方の大きな情勢の変化
議席率二七パーセントの与党議員団
人生最大の危機 ―胃袋を全部取る手術
渓流釣りに魅せられた頃
二人の娘の結婚式
地区委員会の専従に戻って一〇年
5 地区委員会を退職し、年金者組合の活動など
月一回のハイキングを楽しむ
海外旅行にも恵まれて
病院への入院が多くなった近年のこと
6 白内障手術の入院日誌
II 旅行記・エッセイ
1 二輪草の咲き乱れる花の道(二〇〇三年五月)
2 北海道の屋根、大雪山へ(二〇〇三年七月一三〜一七日)
3 富士山頂に立つ(二〇〇四年七月二七〜二九日)
4 立山から薬師岳・初めての四泊五日の縦走(二〇〇四年八月九〜一三日)
5 みちのくの旅紀行(二〇一〇年八月一六〜一八日)
6 松代大本営跡を訪ねる(二〇一三年九月二四日)
7 「満蒙開拓団平和記念館」を訪れたときの驚き(二〇一三年一〇月三日)
8 楽しい青森の旅の思い出(二〇一六年四月一六〜一八日)
9 百舌鳥・古市古墳群の世界遺産をめぐって(二〇一七年四月)
10 カシュガルの印象(一九九二年八月)
11 近くて遠いおとなり ―韓国の旅(二〇〇五年一月)
12 メキシコ紀行(二〇〇五年二月一五〜二四日)
III 資料篇 津田市長の施設方針に対する代表質問
あとがき
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