【目 次】
序文―地球社会変革の三つの視点と希望
I 欧米近代300年の功罪と21世紀の日本と世界
1 対話「文化は開発問題にどう応えるのか」
2 終末論をいかに迎え撃つか
3 心の拠りどころを回復するために
4 「地球村の思想」を求めて―文明人が地球人になる日のために
5 グローバリゼーションの進展とアイデンティティ・クライシス
6 グローバリゼーションの行方とわたしの行方
7 「もうひとつの地球村」―私たちのもうひとつの世界をつくるために
8 『ブラック・アテナ』と「日本の小さな希望」
II アジア・アフリカの文化・歴史に私たちは何を学ぶか
1 アラブ社会における詩とモデルニテ(アドニス+片岡)
2 現代黒人アフリカ文学の可能性
3 エクリチュール ゼロからの復権―フランス語アフリカ文学を読む
4 国際社会に衝撃を与えた新しいパラダイム提起
5 アフリカとフランスとアジアから日本の何が見えてくるか
III 現代文明の対話と希望―論評・書評・エッセー
1 文明の対話
2 現代を読み、古を尋ね、未来を望む
3 現代社会の危機シンドロームとその克服―「地球村」の再生を願って |