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図書出版 文理閣
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自費出版ガイド その1
 

マス・メディア時代にあって、市場に氾濫する本、雑誌、活字の数々・・・。
でも、それらとは違ったあなただけの主張と表現があるはずです。

個性の時代−あなたの個性を大切に生かす自費出版が、いま静かなブームを呼んでいます。
詩集・句集・画集・写真集など、自分の趣味を一冊の本にする楽しみは格別です。
また、あなたの生きてきた歳月をふり返ってつづる゛自叙伝″は、価値ある歴史の証言となることでしょう。

あなたが本づくりを楽しく、納得して進められるように、文理閣がお手伝いをさせていただきます。
ご一緒に本づくりをしてみませんか。

まず、どういったものがあるか、ご紹介いたしましょう。

自分史・自叙伝詩集・句集・歌集・小説・随筆遺稿集・追悼集画集・写真集・絵本記念誌・会報・報告書・同人誌

具体的な工程は、自費出版ガイド その2へ


自分史・自叙伝

激動の時代を生きてこられたあなたにとって、ご自分の生涯を活字にして残されることは、あなたの生のあかしであり、また貴重な歴史の証言でもあります。子どもたちは身近な人のおいたちや生き方を知ることによって尊敬を深め、生きた歴史を学ぶことでしょう。
いろいろな事情でご本人が書けない場合でも、ベテランライターがお話をおうかがいして、感動深く執筆いたします。なお、取材費・執筆料は、その都度ご相談に応じます。

アドバイス

いざ自分史を書こうと原稿用紙を前にしても、何からどう書いていいのかわからない・・・そんな方のために自分史づくりのコツをアドバイスすると・・・。

 書き方の基本は、「わが人生」を淡々とつづること。
苦労話を美化したり誇張したり、自分をドラマの主人公にしたてようと考えがちですが、それでは小説になってしまいます。事実を正確に書くことを心がけましょう。

 本文を書く前に、自分史年表をつくる。
自分の生い立ちと、そのときの社会の出来事を大きな紙にまとめてみると、全体の流れがよくわかります。社会の出来事は市販の年表などを参考にして、正確を期したいものです。

 

『従軍八路軍 中国大陸縦断17年の軌跡』
(森 末一著)
四六判 並製カバー装
164ページ 300部 65万円

詩集・句集・歌集・小説・随筆

詩を書いている人なら誰でも、一度は自分だけの詩集をつくってみたいもの。大学ノートや日記帳の片隅に眠っているいとしいポエムたちを、あなたの手で晴舞台にのぼらせてみませんか。ご注文に応じ、イラストを描いてあなたの詩集に花を添えます。句集・歌集・随筆・小説などもお気軽にご相談ください。

アドバイス

詩集・句集・歌集などの文芸本は、内容はもちろん本の体裁にも気を配りたいものです。そのポイントは・・・

 まず本の大きさを決める。
一般の文芸本は四六判(128mm×188mm)ですが、詩集・歌集などは変型も多く、自分の好きな大きさにすることもできます。本屋さんを覗いてみましょう。

 1ページに文字をどういうふうにレイアウトするか。
どれぐらいの大きさの文字をどれぐらい詰めるか(何字×何行)、句集・歌集なら1ページに何句・首にするかなどを決めます。

 中身が決まれば、あとは表紙やカバーのデザインです。
ここが本づくりの中でもいちばん悩むところでしょう。表紙の色、見返しの色、カバーやケースなど千差万別です。やはり本屋さんへ行って、自分の好きな本を見つけ出すことから始めましょう。その本をもとに、予算と相談しながら、自分のイメージにもっとも近いものができるよう決めていきます。

 

『かげろうの碗』
(升井登水著)
四六判 上製カバー装 
242ページ 500部 90万円

 

遺稿集・追悼集

亡くなられた方のありし日を偲ぶよすがとして、遺稿集や追悼集を作り、一周忌などに親戚や知人・友人に配られる方が増えています。
ご家族、友人、同僚の方々の思い出と、故人のご遺稿・お写真などを合わせて、末永く残る本づくりをさせていただきます。

アドバイス

遺稿集・追悼集に定型はありませんが、一般的な作り方を紹介すると・・・

 故人の思い出、追悼の言葉などを、ご親族をはじめ知人・友人の方から寄せていただきます。
その際、お名前や肩書きなど失礼なことのないよう必ず確認します。依頼は「原稿用紙3枚程度」など、あらかじめ文章の長さの目安を示し、「○月○日までに」と、期限を守っていただくようにします。

 故人の生い立ちなどがわかるお写真を何枚か選び、いつ(何歳)のものか、どこで写したかを書き添えます。
写真は本の最初にまとめて印刷することが多いようです(これを口絵といいます)。

 故人のご遺稿がある場合は、遺稿の部としてまとめます。
まとまったご遺稿がない場合でも、日記や手紙類など故人の手になるものを載せられてはいかがでしょうか。

 本の題名は、故人が生前好んだことばや、ご遺稿を参考に、故人の人柄をもっともよくあらわしているものにします。
装幀は、故人の好んだ草花、着物、風景などが多く

 

『信楽からの便り』
(池田太郎遺稿)
A5判 上製カバー装
260ページ 500部 110万円

 
 
画集・写真集・絵本

あなたが趣味として画き続け、撮り続けてきたいくつもの作品。10年、20年の節目にまとめてみてはいかがでしょう。
モノクロ、カラーとも最新のスキャナーで色分解し、原画を忠実に再現します。

アドバイス

 <写真集>
カラーはポジ(スライド)あるいはデジタルデーター(CDにコピー)、モノクロは4切ー6切のプリントにしてください。
まず写真枚数と本の大きさを決めます。 簡単なレイアウト(1ページに何枚入れるか)を考えて、全体のページ数を出します。この時点で見積もりをとり、予算と相談しながら写真点数とページ数を調整していきます(ページ数は8の倍数)。
次にレイアウト用紙などで、1ページごとにキャプションや撮影データなども含めたレイアウトをしていきます。本刷りの前に校正刷りで最終チェックをしていただき、万全を期します。

 <画集・絵本>
画用紙などの薄いものに描いてある場合はそのままで結構ですが、油絵など折り曲げのできない場合は写真撮影(ポジフィルム)が必要です。
撮影はライティングなど高度な技術が必要ですので、プロに依頼します。写真集と同様に何回か見積もりをとり、ページ数、体裁などを決定します。

『四季の俳画はがき絵』
(正保紫雲作)
B5変型判 上製カバー装 
布クロス貼り オールカラー
64ページ 500部 170万円

 
記念誌・会報・報告書・同人誌

現在、あなたが出されている会報・同人誌などに満足されていますか。
「もう少し活字がきれいだといいが」「誤植が多い」「表紙のデザインを変えたい」どんなことでもご相談ください。テープ起こし、リライト、編集、デザイン、校正まで、出版社のノウハウを生かしたサービスで、あなたのご要望にお応えします。

アドバイス

会報・同人誌をつくる際問題になるのは、限られた予算内でいかにきれいにつくるかということ。ではそのコツを・・・

  本をつくるのにかかる費用には、製本代、用紙代、印刷代、版下代(組版代)があります。300部程度の低部数での場合、印刷代と組版代の占める割合が高くなりますので、これをいかに減らすかがポイントです。そのためには、まず「字数を減らすこと」。これが無理な場合は、1ページに文字数を多く詰めて「ページ数を減らすこと」。この2つが基本です。仮に部数を100部に減らしても、値段はそれほど変わりません。

  あなたがワードや一太郎で作った版下(印刷用原稿)を、そのまま使わせていただくと、組版代はほとんどかかりません。しかも、文字は普通活字ですから、まったく見劣りすることはありません。

  図版やイラスト、見出し文字などは黒のサインペンなどで書いておけば、そのまま版下として使うことができて費用の節約になります。

   
 

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