|
中村浩爾 編著 四六判 344ページ 2,100円(税込)
2009年9月刊
ISBN978-4-89259-603-2
|
|
第1部 ある通信兵の日誌……中村數夫
第1章 従軍日誌(1939年10月〜1940年3月)
第2章 戦時日記(1) 1944年8月〜12月
第3章 戦時日記(2) 1945年1月〜4月
第4章 回想―自叙録―
第5章 回想―同窓会誌より―
第2部 語り継ぐこと
第1章 前線と銃後―従軍日誌および戦時日記を読んで―……中村浩爾
1 軍都広島と中国
2 従軍慰安婦
3 徴発
4 掃討戦/匪賊/良民/宣撫班
5 聖戦/紀元節/東方遥拝/八紘一宇
6 前線と銃後
7 挺身隊/突撃隊/学徒動員/産業戦士
8 軍人勅諭
9 点呼/再召集
10 警報
11 民家分宿
12 配給と闇
13 隣組
14 情報統制/マインド・コントロール
15 知識人
16 物価/物資
17 原爆と建物疎開
18 永久平和
第2章 大正生まれのロマンと限界……中村浩爾
1 「赤勝て白勝て 紫も勝て」
2 極東オリンピック補欠選手
3 「福は内 鬼は内」
4 内では鬼 外では仏
5 金がないのは首がないのと同じ
6 金を出せ!―100円亭主の悲哀
7 恩給と傷病―マラリア罹患
8 メーデーの弁当―早すぎた労使協調路線
9 悠然として 南山を見る
10 虎は皮を残す
11 灯火管制
12 乙種合格
13 張り子の虎と孫悟空
第3章 平和への願い―翻刻・校正に携わって―
親の世代から学んだこと……明美(數夫の長女)
父の思い 父への想い……芽美(數夫の二女)
中村浩爾(なかむら こうじ)
1946年福岡県門司市に生まれ。大阪経済法科大学名誉教授。法学博士。 |