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手話コミュニケーションと聴覚障害児教育 手話を学ぶ人たちの学習室 全通研学校講義集 7

 
 

手話コミュニケーションと聴覚障害児教育

本名信行・若狭妙子
四六判並製 117ページ
1,100円(税込) 2011年2月刊
ISBN978-4-89259-650-6

 

 

手話とノンバーバル・コミュニケーション【本名信行】
はじめに
1.コミュニケーションの言語的要素と非言語的要素
日本人のノンバーバル・コミュニケーション
2.非言語伝達のメディア、メッセージ、そしてコード
3.非言語伝達のメディア
4.手話について
5.ジェスチャー、表情、視線、そして姿勢
ジェスチャーの種類
外国起源のジェスチャー
異文化間のジェスチャー
イラストレーター(例示的動作)
アダプター(適応的動作)
ジェスチャーの機能
顔の表情
顔の表情と文化
まなざし1 ─だれが、いつ、相手のどこを、どのように見るか
まなざし2 ─儀礼的無関心、無視と凝視
まなざし3 ─まなざしの日米差
まなざし4 ─座席の記号論
まなざし5 ─日本人のアイコンタクト
姿 勢
6.個人間距離
7.接触
8.身体装飾品
9.音調
10.匂い
11.環境
12.メッセージ
13.コード
14.おわりに─文化と非言語伝達─

聴覚障害児教育から考える人権【若狭妙子】
障害児教育の動向と改革からみる人権
きこえない・きこえにくい人として生きるということ
保育園に通う難聴の子どもたち─身振りの意味
軽・中等度難聴の私の体験─手話の必要性
大学での情報保障─講義における手話通訳の感動
ろう者の映像思考について教えられたこと
これからのろう教育─手話言語の存在
早期支援について
ろう者、難聴者と手話言


 

 

   
   
 

本名 信行 (ほんな のぶゆき)
東京都生まれ。青山学院大学国際経済政治学部教授をへて、現在同大学名誉教授。研究分野は、言語政策、言語意識論、国際言語管理論、非言語伝達、手話コミュニケーションなど。日本「アジア英語」学会会長、国際異文化間コミュニケーション研究学会会長、中央教育審議会外国語専門委員などを歴任。全日本ろうあ連盟顧問、全国手話通訳研修センター理事。著書に『異文化理解とコミュニケーション1・2(第二版)』(三修社 2005)、『世界の英語を歩く』(集英社新書 2003)、『共生社会の異文化コミュニケーション』(三修社 2009)など。

若狭 妙子 (わかさ たえこ)
1982年生まれ。臨床心理士。京都文教大学大学院臨床心理学研究科博士後期課程。共著に『聴覚障害者の心理臨床2』(日本評論社)、『聴覚障害サポートハンドブックー軽度・中等度難聴編』(全国早期支援研究協議会)。

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