歴史的現在の視点にたち、親鸞を読み解くことで、浄土真宗の現代化を求める
巻頭言 親鸞に学ぶ生き方 信楽峻麿
特集 浄土真宗の七五〇年
今日の佛教・僧侶に求められるもの 〈鈴木大拙〉
浄土真宗の七五〇年―親鸞から何を受け継ぐべきか〈北島義信〉
仏教的視点から見た自我の発達 〈北畠知量〉
真宗寺院の教化活動について―拙寺の取り組みを素材として 〈渡辺 淳〉
親鸞の思想としての浄土真宗と教団としての浄土真宗 〈國江正夫〉
「僧侶よ、めざめよ!」 〈金森顕順(史料翻刻・大意口語訳:北島恒陽)〉
「越前大野護法一揆」に寄せて 〈金森顕宏〉
浄土真宗における造形表現―「本願寺展」「親鸞展」の出品作を手がかりにして 〈森 芳功〉
宗教間対話
平和と人権のための闘い―D・ボンヘッファーの生涯と思想 〈山崎和明〉
宗教・平和・文化
カルト団体の勧誘行為に対する大学の取り組みの法的側面 〈中田達也〉
沖縄の戦争記憶 〈李 有成(訳:加納 光)〉
レッドデータブック沖縄―変わりゆく島の風景 〈新垣 誠〉
生徒・父母とともに学校を変える 佐藤廣和
近藤益雄の教育理念における宗教性についての研究 〈北島信子〉
グギ論(1)―Decolonising the Mind 再読 〈赤岩 隆〉
祭りはなぜ必要なのか―熊野古道域山里から沖縄、カリブ海地域までを事例に 〈山本 伸〉
法 話
高田中高等学校の報恩講 〈松山智道〉
仏さまのまなざし 〈西本清海〉
「リーラー」とは、「楽しんでなされる神の民衆活動」という意味のサンスクリット語で、中国語では「遊」と訳される。この語は、正信偈の「遊煩悩林現神通。入生死園示応化」にも見ることができる。
|