|
佐中忠司著
A5判 416ページ
4,725
円(税込)
2013年3月刊
ISBN978-4-89259-697-1 |
|
伝統産業としての筆づくりに着目し、国内各産地における筆づくりの歴史や状況、本場中国との比較、書道教育や市民生活と筆との関わりなど、社会的・文化的諸側面について具体的に考察。当面する諸問題や現代的意義、将来的可能性についても概括的に検討する。
はじめに
第1章…日本における筆づくりの現況
I−1 「伝統的工芸品産業」と筆
I−2 「伝産品」筆づくりの概況
I−3 筆づくりの現況 書筆、画筆、化粧筆
第2章…日本における筆づくりのはじまり
II−1 筆づくりのはじまり
II−2 生業としての筆づくり
第3章…日本における筆づくりの足跡
III−1 筆づくりの足跡 奈良
III−2 筆づくりの足跡 愛知県
III−3 筆づくりの足跡 広島県
III−4 筆づくりの足跡 その他の筆産地
III−5 筆の市場 主要産地のマーケットシェア
第4章…筆づくり 中国の事例
V−1 中国の筆づくり
V−2 中国における筆の博物館
V−3 中国筆の市場
第5章…筆と教育・生活文化
IV−1 市民生活の変化と毛筆是非論
IV−2 学校教育と筆
IV−3 全国書画展覧会
IV−4 書道セラピー
IV−5 化粧法の伝統と筆
IV−6 筆づくりにまつわる施設・行事
第6章…筆づくりの産業経済論
VI−1 筆づくりをとおした地域の再生と活性化策
VI−2 伝統産業の経済学的視角
おわりに
参考文献一覧
付録
|