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関西唯物論研究会
A5判並製 224ページ
定価2,310円(税込)
ISBN978-4-89259-723-7
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哲学・政治学・経済学の研究者が、現代政治論、原発・環境問題、未来社会論、組織論など多彩な角度から、現代日本社会の構造とその革新の方向を論じる。
特集1 社会の革新と哲学
鰺坂 真 「橋下・維新の会と日本の政治」
岩佐 茂 「3・11後の未来社会論はどうあるべきか」
碓井敏正 「成熟社会における組織論」
特集2 科学と価値
宗川吉汪 「原発事故から科学と科学者を考える」
牧野広義 「科学と価値―科学者の社会的責任」
特集3 唯物論研究会創立80周年
吉田傑俊 「唯研創立80周年と『唯研ニュース』復刻の意義」
宮田哲夫 「永田廣志の業績と不屈の精神」
論 文
米田 貢 「現代日本の支配構造と新自由主義的構造改革との闘い」
鈴木 健 「利権共同体の典型としての原発利益共同体」
北村 実 「マルクスのアソシエーションとワーカーズコープ」
角田修一 「経済過程における意識とイデオロギー」
亀山純生 「〈歴史に埋め込まれた親鸞〉像の構築と現代唯物論」
伊藤 敬 「ウパニシャッドと仏教」
森島 渉 「不安定化する高校生と親密圏の再生」
書 評
村瀬裕也 「両角英郎『宗教・唯物論・弁証法の探究』」
伊藤 敬 「亀山純生『〈災害社会〉・東国農民と親鸞浄土教』」
島崎 隆 「牧野広義『人間的価値と正義』」
平野喜一郎 「角田修一『概説社会経済学』」
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