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サンドラ・ヘイル著
飯田奈美子編
A5判並製 247ページ
定価:本体2400円+税
ISBN978-4-89259-735-0
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コミュニティ通訳における通訳理論から医療・司法領域の通訳の現状と課題、またコミュニティ通訳倫理や通訳ユーザーの要望についてのリサーチ、コミュニティ通訳に関する教育など、コミュニティ通訳について幅広く網羅的に記述した、オーストラリアの第一人者による教科書。
第一部 主な概念とリサーチ課題
第1章 通訳分野についての概観と主な理論的概念媒介
1.1 はじめに:通訳をすることとは?プロセスとしての通訳
1.2 通訳と翻訳の違い
1.3 通訳プロセス
1.4 コミュニティ通訳とは1.5 会議通訳とコミュニティ通訳の違い
第2章 学際的研究:医療分野におけるコミュニティ通訳
2.1 はじめに
2.2 医療の場での通訳
2.3 通訳者を介して患者を治療する
2.4 まとめ
第3章 学際的研究:司法分野におけるコミュニティ通訳
3.1 はじめに
3.2 警察の事情聴取と取り調べ
3.3 弁護士とクライアントのやりとり
3.4 行政審判(Tribunal Hearings)
3.5 法廷での予備審問と裁判
第二部 実践応用
第4章 通訳者の倫理規定分析
4.1 はじめに:実務通訳者の倫理に関する見解
4.2 倫理規定の目的とこれを取り巻く論議
4.3 世界の倫理規定の比較
4.4 倫理ジレンマ
4.5 まとめ
第5章 実務者たちの声:司法、医療、通訳者の見方、認識、期待
5.1 はじめに
5.2 通訳者の抱える課題の源
5.3 結論
第6章 コミュニティ通訳の訓練
6.1 はじめに
6.2 訓練の必要性に対する認識の欠如
6.3 通訳実務前の必修訓練の必要性
6.4 コミュニティ通訳のコース
6.5 コースを作成する人たちと教育者の直面する問題
6.6 コミュニティ通訳コースの内容と方法論
6.7 おわりに
日本版出版に際してのあとがき
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