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宗川吉汪 著
A5判並製 67ページ
定価:本体920円+税
ISBN978-4-89259-810-4
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最新データをもとに、福島における甲状腺がん発症の原因が放射性ヨウ素被ばくであることを明らかにし、「放射能安全神話」に固執する国・福島県・“原子力ムラ”の姿勢をただす。
はじめに
第1章 本書の目的
第2章 福島の甲状腺検査
福島県県民健康調査
甲状腺検査のスケジュール
甲状腺検査の流れ
一次検査
二次検査
通常診療
第3章 福島小児甲状腺がんの特徴
福島小児甲状腺がんの多発
福島小児甲状腺がん発症の特
徴
第4章 甲状腺検査の結果
先行検査
本格検査
検査結果のまとめ
第5章 患者総数の統計的推定
患者発見率
統計計算の方法
甲状腺がん患者総数の統計的推定
3地域の推定患者総数
第6章 罹患率の比較
罹患率の計算
先行検査における平均発症期間
本格検査における各年齢の発症期間
3地域の先行検査と本格検査の罹患率
第7章 結 論
第8章 被ばく発症の否認
被ばく発症を否認する“国際原子力ムラ”
「県民健康調査」検討委員会「中間とりまとめ」
福島県小児科医会の検査縮小の要望
第5回福島国際専門家会議
第26回「県民健康調査」検討委員会
第9章 核災害の被害の本質─ヒバク
ヒバクを否定する“放射能安全神話”
甲状腺がんの被ばく発症を軽視・無視する脱原発運動
私の「陳述書」
福島県、政府、東電への要求
資 料
1. 甲状腺と甲状腺がん
2. 最小二乗法による計算
3. 推定患者総数の統計計算のためのデータ
4. 今回の出版にあたって
おわりに
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