|
岡田渥美 著
四六判 318ページ
定価:2000円+税
ISBN978-4-89259-868-5 |
|
「教養とは、己れの人間らしさをより一層向上・醇化する自己陶冶に外ならない」とする著者が、一教育学者としての全身全霊をかたむけて「まっとうな人生を行きよ」と若い世代に語りかける珠玉のエッセイ。
まえがき
I
一 憧れ 松中・深志高校での「学び」の実相
二 尋ね来たった道、そして今思うこと 人が「真に人間らしく生きて在る」(human being)とは?
三 「活ける教養」の磁場 信濃「木崎夏期大学」の九十周年に際会して
四 上原良司と〈今〉を生きる 「聞け海神の声」七十年に因んで
II
一 教養 その思想史的考察
二 超越の忘失 現代教育をめぐる反時代的考察
三 「まっとう」であること いま、なぜ世界観への問いか
四 いま、なぜ教養教育か 京都大学「高度一般教育」の理念と構想
あとがき
|