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日本比較経営学会 編
A5判並製 219ページ
定価:本体2800円+税
ISBN:
978-4-89259-896-8
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人権、労働基準、そして環境への企業の取り組みは喫緊の課題である。企業経営における収益性と社会性、自発性と社会的規制、そこでのビジネスモデルや社会・経済のあり方、国地域の相違など、CSRについて検討する。
巻頭言(田中 宏)
特集 CSRの再検討:CSV経営の可能性と課題
特集によせて (日高克平・國島弘行)
多国籍企業のSDGs実装状況に関する
一考察 ―アパレル産業を中心に― (根岸可奈子)
気候危機時代における環境政策と企業
―気候中立とコロナ後のグリーン・リカバリーに向けて―(道満治彦)
講演会
日本企業によるCSR、CSV、SDGsへの取り組みをめぐって
(樋口晃太・日高克平)
論文
現代CSRの論点と課題 ―日本型CSRの創造に関連して― (足立辰雄)
三菱重工における脱炭素化への「方針転換」の遅れとその要因
―日本政府の エネルギー政策とその変容を踏まえて― (新井利英)
モジュール化と部品共通化におけるリコール責任の所在と
元請企業のリスク吸収仮説の考察
―日本の自動車産業におけるトヨタ
自動車の協豊会について―
(齋藤 敦)
ドイツ大銀行の企業間人的結合の史的分析
―ドイツ銀行の役員兼任と監査役兼任ネットワーク― (山崎敏夫)
研究ノート
受動的CSRの再検討 ―競争戦略の観点から― (樋口晃太)
書評
百田義治先生古希記念論文集刊行委員会編
『現代経営学の基本問題』 (所 伸之)
山崎敏夫著『ドイツの企業間関係』 (松田 健)
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