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野間正二 著
四六判上製 360ページ
定価:1700円+税
ISBN978-4-89259-902-6
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日本文学の新しい読み方発見! 夏目漱石・太宰治から吉本ばなな・村上春樹まで、英訳との比較を手がかりに日本文学を精読。原文の日本語の隠されていた繊細さや見過ごしていたニュアンスが明らかになります。
はじめに
1章 平成28年から平成20年まで
村田沙耶香『コンビニ人間』
又吉直樹 『火花』
多和田葉子『献灯使』
三浦しをん『舟を編む』
村上春樹 『1Q84』
湊かなえ 『告白』
2章 平成15年から平成8年まで
小川洋子 『博士の愛した数式』
水村美苗 『本格小説』
宮部みゆき『R.P.G.』
川上弘美 『センセイの鞄』
桐野夏生 『OUT』
上橋菜穂子『精霊の守り人』
3章 平成6年から昭和41年まで
村上龍 『ピアッシング』
鈴木光司 『リング』
吉本ばなな『キッチン』
宮本輝 『錦繍』
藤沢周平 「竹光始末」
遠藤周作 『沈黙』
4章 昭和39年から昭和22年まで
大江健三郎『個人的な体験』
山崎正和 『世阿彌』
円地文子 『女面』
三島由紀夫『金閣寺』
山本周五郎『花筵』
太宰治 『斜陽』
5章 昭和16年から昭和6年まで
中島敦 「山月記」
川端康成 『雪国』
江戸川乱歩『黒蜥蜴』
永井荷風 『つゆのあとさき』
6章 大正4年から元禄16年まで
森鴎外 「山椒大夫」
芥川龍之介「羅生門」
夏目漱石 『坊っちゃん』
樋口一葉 「たけくらべ」
近松門左衛門『曾根崎心中』
おわりに
索引
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