|
土着的近代研究会 編
A5判並製 128ページ
定価:1500円+税
ISBN:978-4-89259-939-2
|
|
「市場原理主義」に基づく「格差社会」から「平和的共生社会」への転換のためには、「欧米型近代」とは異なる「近代」の在り方が求められている。イスラム、アフリカ、韓国を事例に「土着的近代」構築の可能性を論じる。
研究年報『土着的近代研究』の創刊にあたって
巻頭論文
〈超近代性Super-modernity〉研究の歩みとその課題探求の現局面
(板垣雄三)
論文
イスラーム的近代と共存在価値の実現(櫻井秀子)
アフリカ文学における「土着的近代」
―グギ・ワ・ジオンゴの小説『川をはさみて』を中心に―(北島義信)
韓国の「土着的近代」―人新世の気学―(趙晟桓)
「土着的近代」概念の検討 ―芦東山(1696-1776)を中心に―(片岡 龍)
「土着的近代」理念と中世親鸞の思想(亀山純生)
「土着的近代」と新たな「地球倫理」(大橋健二)
土着的近代研究会へのお誘い
編集後記
|