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図書出版 文理閣
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現代企業の経営者論 経営実践と経営学理論の統合にむけて

 
 



大野貴司 著

A5判並製 283ページ
定価:3000円+税
ISBN
978-4-89259-944-6

 



経営者=社長をその研究対象として、彼らの能力、すなわち経営者能力や信念、価値観、思想、認識、経営実践のための理論、経営者教育など、企業経営の担い手である経営者の姿を多面的な視点から明らかにする。

序章 問題意識と本書の構成
 第1節 問題意識
 第2節 本書の構成

第1章 日本企業の現状と課題
    ―コーポレートガバナンスと経営者に注目して―
 第1節 問題意識
 第2節 日本企業を取り巻く現状
     ―コーポレートガバナンスの視点から―
 第3節 日本企業が直面している問題
     ―経営者による戦略的意思決定の視点から―
 第4節 日本企業における経営者が取り組むべき課題
 第5節 小括

第2章 経営者研究における先行研究の検討と課題
 第1節 問題意識
 第2節 経営者の役割に関する先行研究
 第3節 経営者能力に関する先行研究
 第4節 経営者の認識に関する先行研究
 第5節 経営哲学に関する先行研究
 第6節 小括

第3章 経営学理論と経営実践
 第1節 問題意識
 第2節 経営実践の性格と特徴
 第3節 経営学の性格と特徴
 第4節 何が経営学における理論と実践との乖離を生み出すのか?
 第5節 経営学は経営実践とその担い手である経営者に対し
     どのような貢献ができるのか?
 第6節 小括

第4章 経営者と宗教
 第1節 問題意識
 第2節 先行研究の検討―経営と宗教―
 第3節 宗教及びその思想に依拠した経営哲学の検討
 第4節 事例研究―ダスキン創業者鈴木清一―
 第5節 ディスカッション
 第6節 小括

第5章 経営者と企業の社会的責任
 第1節 問題意識
 第2節 先行研究の検討
 第3節 経営者は社会的責任をいかに捉えるべきか?
 第4節 小括

第6章 経営者能力の性格―実践知の視点から―
 第1節 問題意識
 第2節 先行研究の検討と「実践知」としての経営者能力
 第3節 「実践知」としての経営者能力の性格の検討
 第4節 経営者能力の性格の検討
 第5節 小括

第7章 経営者による経営学理論の経営実践への適用
 第1節 問題意識
 第2節 先行研究の検討
 第3節 経営学理論はいかに経営実践へと生かされるのか?
 第4節 星野リゾート・星野佳路の事例
 第5節 ディスカッション
 第6節 小括

第8章 わが国における経営者教育の展開可能性
 第1節 問題意識
 第2節 わが国における経営者教育の先行研究の検討と本章の位置づけ
 第3節 経営者能力の検討
 第4節 わが国における経営者教育実践の現状と問題点
 第5節 ディスカッション―わが国における経営者教育の展開可能性―
 第6節 小括

第9章 若干の検討
 第1節 問題意識
 第2節 経営者の自らの経営理論の構築に関する検討
 第3節 経営者の自らの経営理論の深化に関する検討
 第4節 小括

終章 本書の貢献と限界、今後の研究課題
 第1節 本書の結論と貢献
 第2節 本書の限界と今後の研究課題

参考文献・参考資料・参考URL




著者紹介;大野貴司(おおの たかし)
1977年 埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ
2001年 明治大学経営学部卒業
2003年 明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了 修士(経営学)
2006年 横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士後期課程単位取得退学
岐阜経済大学(現岐阜協立大学)経営学部専任講師、准教授、東洋学園大学現代経営学部准教授、教授、帝京大学経済学部、同大学院経済学研究科准教授を経て
2022年 帝京大学経済学部・大学院経済学研究科教授