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中・高の国語教師として4500号をこえる「教科通信」を発行してきた著者が、半世紀近くに及ぶ教職人生を振り返り、かけがえのない人との出会い、教育と子育て、そして文学について縦横に語る。
T 人は「なぜ」にこたえて物語をつくる
「なぜ」に答えようとして人は物語をつくる
―A子さんの笑顔—
自分さがしへの旅立ち
U 未来への伝言
「がりばあの馬」について
「いちばんぼし」について
一枚の写真から
東京大空襲
二人のアンネ
―「アンネのバラ」にちなんで―
V 人生で大切なことは文学から学んだ
青年期の自我形成における文学教育の役割
―『近代文学」の取り組みを通じて―
『舞姫』の宿題
『こころ』とわたし
―卒業するみんなに―
大江健三郎『個人的な体験』という体験
W 中学生は面白い
親の背中が見えない
―中学生は父母をどう見ているか―
教師の元気と意欲回復のために
―子どもからもらうしかない教師の元気―
マン・ツー・マンで向き合う
―思春期にくぐらせたい三つの課題―
あとがき
                                                 
著者紹介:壬生博幸(みぶ・ひろゆき)
1948年生まれ、高知県出身。同志社大学文学部卒業。1971年から私立平安女学院中学高等学校、後に立命館中学高等学校に、国語の教師として49年間(非常勤講師ふくむ)勤務。ひとりの耳の不自由な少女との出会いをきっかけに始めた「教科通信」を、37年間にわたりほぼ毎授業ごとに発行。退職するまでに通算で4500号をこえる。着書に『わたしがわたしに出会うとき―思春期の自我形成と授業づくり―」(文理閣、1994年)がある。
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