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平安京・京都研究叢書 |
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平安京や京都にかかわる、文献史学・考古学・建築史学の先端研究を結集する研究集会「平安京・京都研究集会」は、1994年以来、17回を重ねています(2009年現在)。その成果を継続的に発信していくために〈平安京・京都研究叢書〉として刊行していきます。また、平安京や京都にかかわる若手研究者の研究成果を学術論文集として刊行することも企画しています。 |
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(1)院政期の内裏・大内裏と院御所考古学・文献史学・建築史学共同で浮かび上がらせた動乱期王朝論。今後の京都研究、初期中世史研究には必須の基本書。
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(2)日本中世の首都と王権都市 京都・嵯峨・福原考古学・文献史学・歴史地理学・歴史民俗学の統合によって、中世日本の首都の実像に迫る。平安京・京都については、その都市構造を検討するとともに、そこに生きた都市民の信仰を解明する。後白河法皇の法住寺殿、後嵯峨・亀山両法皇の築いた中世都市嵯峨、さらに平清盛が夢見た幻の都・福原京といった王権都市の復元は圧巻。
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(3)洛中洛外 京は“花の都”か京都の歴史は、平安京をいかに克服するかのプロセスであった。権力的・強行的に建設された平安京が、都市住民の生活の場へと大きな変貌・脱皮を遂げていった過程を、災害・環境問題にも目を配り、リアルに描き出す。
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(4)室町政権の首府構想と京都 室町・北山・東山金閣・銀閣、相国寺に代表される室町時代。足利政権の王都の姿と政治的・宗教的世界の実像を、政治史・仏教史・建築史・考古学から読み解く。
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(5)京都と首里かつて日本と琉球の首都であった京都と首里。その文化遺産は、どのような歴史と文化を象徴しているのか。グスクや玉御殿、鹿苑寺や南禅寺などの史跡・名勝・文化的景観の価値を、個々の文化遺産に即して具体的に解き明かす。
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